情報工学部情報システム工学科情報システム技術コース【JABEE対応】/情報システム設計コース

“ロボットが暮らしに調和する社会”をつくる次世代の技術者を育成。

人とロボットが共存するこれからの時代の社会づくりに貢献するため、情報技術やロボット制御、生体システムの実践的な技術と、技術者に必要な資質・素養を育成。
高い専門性を養うため、プログラミング、組込みシステム、システム制御などを体系的に学修します。

学習領域

暮らしを豊かにする情報システムの開発技術を体系的に学ぶ。「情報技術:コンピュータやプログラムの仕組みを学び、情報システムに関連するさまざまな情報技術を広く学びます」「生体システム:人間の感性や生体情報の計測技術を学び、ロボットやシステム開発への応用方法を学びます。」「ロボット制御:身近な存在となりつつあるロボットの役割や構造を学び、講義と実験を通して作り方や動かし方を学びます。」

学びのキーワード

  • ロボットシステム
  • 生体システム
  • 組込みシステム
  • スマホ・モバイル端末
  • スポーツ工学
  • プログラミング
  • 制御工学
  • 情報ネットワーク
  • 医用工学
  • 情報技術者論理

卒業後の進路

  • 機械システム技術者
  • 製造業情報部門技術者
  • エネルギー系研究・技術者
  • コンサルタントエンジニア
  • システムエンジニア
  • ネットワーク技術者
  • 品質管理者
  • メンテナンスエンジニア
  • プログラマ
  • アプリ・ソフト開発者

4年間の流れ

JABEE認定プログラムに対応したカリキュラムで、情報システムの実践的なエンジニアリングデザイン力を育てます。

1年次

少人数やクラス単位の授業が多く理解しやすい!
伊瀬 菜々子 さん (長崎県 長崎東高校 出身)

授業はクラス単位の少人数で受けられるので、効率的で理解しやすく、自ら学ぶ意欲も高まりました。現在はプログラミングやPCの基礎を主に学んでいます。所定の単位取得により、卒業後に「技術士補」の資格がとれるため、将来は技術士となり、土木や建築関係の管理職を目指しています。さらにプログラミングの技術を磨いて、将来に活かしたいです。

情報技術者としての第一歩。
さまざまなスキルの
基本を身につける。

学びの基本となる数学・物理、そして情報技術の基礎をしっかりと学びます。また、情報技術者として必要な資質・素養であるチームコミュニケーションと問題解決のスキルを高め、さらに、機械システム・生体システムの概念、およびプログラミング技術を学ぶ中で、学生にとって大切な主体的に学ぶ姿勢を身につけます。

Pick Up 授業

情報物理実験

情報物理実験では、物理学シミュレーション、物理計測実験、マイコンプログラミング、ロボット設計に関する4テーマの実験を行います。講義で学んだ数学・物理学・プログラミングを活用した体験型の授業を通じて計画的な実務遂行能力やチームワークも身につけます。

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2年次

やっぱりモノづくりはおもしろい!さらに学んでいきたいです。
木原 広夢 さん (鹿児島県 情報高校 出身)

高校で学んだ情報システムを専門的に学びたいと進学を決意。2年次ではロボット製作の実技などで、今まで講義で学んだ知識と技術をさらに深めています。同時に、学んだ知識・技術を説明するプレゼンテーション能力も学びます。これらは、大学院でも通用する能力です。まだ将来の目標は決まっていませんが、モノづくりはずっと続けていきたい分野だと感じています。

ハードやソフト、
ネットワークなど
幅広い情報工学を学ぶ。

情報システム工学科の主要な3領域である情報技術、ロボット制御、生体システムの基礎から幅広く学びます。講義で学んだ内容を実験や実習を通して体験的に学ぶことで、システムを段階的に開発していくためのスキルが身につきます。また、情報システム技術コース選択者は、発展的な解析やプログラミング、先端的技術などに関する科目を学びます。

Pick Up 授業

生体情報計測学

生命を維持するために、身体は血圧や体温の維持、血液の循環などの活動を絶えず行っています。体内での生命維持活動の原理を理解し、心電図や筋電図など生体情報の計測技術を学ぶことで、健康、福祉、運動支援、安全支援、及び医療に関する知的なシステムの創出を学びます。

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3年次

胸に描くやりたいことを好きなだけやれるFIT!
中野 萌士 さん (福岡県 福岡工業高校 出身)

国立大学レベルの研究や最新設備の導入、JABEEの認証など、福工大は「やりたいことがある人」に最適な大学だと、改めて感じています。今まで学んだことが、全て繋がった時に、自分の成長も感じました。自主研究では全国大会で賞もいただき、副賞のアメリカ研修で視野が広がりました。夢はバーチャルリアリティの研究者。夢の実現に向けて全力で突き進みます。

社会で通じる専門性と
コミュニケーション能力を
さらにのばす。

各分野の学習内容が発展的になり、ハードとソフトを結んでアウトプットする力も身につけます。PBL(プロジェクトベース学修)科目では、チームで課題の解決に取り組むことで、チームワークや課題解決能力、コミュニケーション能力を養います。また、3年次から研究室に配属され、実験テーマやキャリア形成に必要な専門知識を身につけていきます。

Pick Up 授業

デジタル制御工学

ロボットや自動車など、さまざまなものをコンピュータとプログラムで制御するための理論を学びます。制御をデジタル化することで、小型化や高速化などのメリットが生まれます。情報工学の分野と電気・機械分野の架け橋になるこの技術を身につければ、ハードもソフトも分かる技術者への一歩を踏み出すことができるでしょう。

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4年次

医療系技術の革新で患者さんを救いたい。
宮本 知佳 さん (福岡県 筑紫女学園高校 出身)

自分のスキルを上げるために、大学院への進学を決めました。今は医療と工学の融合を研究する先生の下、学会で必要な論文やプレゼン資料作りを通じて学びを深めています。以前は人前で発表することが苦手でしたが、学会での発表を重ねることで克服しました。将来は、多くの患者さんを救えるような技術を研究し、医療業界に貢献するのが夢です。

社会の課題解決に取り組み、
情報システム技術者の
プロフェッショナルをめざす。

4年間の学びを総結集して取り組む卒業研究では、情報化社会における課題に対してさまざまなテクノロジーを組み合わせてアプローチします。学生自ら解決に向けた研究手法を創意工夫し取り組むことで、課題を発見する力や解決する力、それを論理的に他者に伝えるための能力を身につけ、エンジニアとしての素養を高めます。

研究テーマ例

  • 森園研究室

    人間や生体とかかわるロボット研究

    人の運動を補助する着用型ロボットや生体の筋骨格系の特徴をロボット制御に活かす研究を行っています。

  • 山口研究室

    カオス理論の情報技術への応用

    カオスの持つ多様性や複雑性を応用し、多数の情報の同時伝送や暗号の安全性向上など、新技術の開発を行っています。

  • 松原研究室

    安全安心を実現するICTに関する開発・教育研究

    組込み機器の開発研究、安全安心を実現するプロジェクトマネジメントの教育研究などを行っています。

  • 山本研究室

    画像パターン認識に関する研究開発

    画像や動画像に映っている特定の対象パターンをコンピュータで認識する手法の研究・開発を行っています。

  • 李研究室

    ウェアラブル生体情報モニタシステム開発

    健康管理を支援するため、日常で着用するものを用いた生体情報モニタシステムの開発研究を行っています。

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研究の現場から

ICTで環境テクノロジーを加速する。

利光研究室

ICT制御風洞を用いた自然風適応型高効率風車の開発

通常、風力エネルギーを有効活用するための風車の設計・開発・性能試験には高コストな実地試験が必要です。しかし、ICT組込みシステム技術で複数のファンをコントロールし、不規則な自然風を再現すれば、高効率な風車設計・開発のための実験が低コストかつ短期間で可能です。本研究では、模擬的自然風を用いた高効率な風車のための様々な実験を行っています。

作田研究室

思考型ゲームのコンピュータプレーヤの研究、
いろいろなゲームの開発・公開

人間を模倣もしくは凌駕することを目的とする人工知能の分野で、思考型ゲームやパズルを中心に「より良い」プレーのできるプログラムの研究をしています。最近、深層学習技術が発展し、画像認識やアルファ碁で大きな成果を挙げ、今後他のさまざまな分野に応用が図られていくと思います。若い皆さんの活躍する場が大いにあるのではないでしょうか。

下戸研究室

「医学」と「工学」の連携で
先端医療の支援技術を開発

医工連携により、単独分野では難しい課題解決に挑んでいます。中でも「人工関節に関する解析」は最先端の研究で、X線画像を用いた人工関節や骨の動きの解析により、患者の特徴に合わせた人工関節の開発につなげています。

資格

正規科目と課外講座両面から幅広く情報系資格取得をサポート。

正規科目でMOSやITパスポート、基本情報技術者に対応した授業を実施し、
単位取得と資格取得を両立させやすいカリキュラム構成にしています。
また、情報工学部共同でCCNAやLPICなどの講座を時間外に開講し、レベルの高い資格取得もサポートしています。

取得できる資格 修習技術者(技術士補)
取得できる教員免許状 高等学校教諭一種(数学、情報) / 中学校教諭一種(数学)
取得を支援している資格 ITパスポート / 基本情報技術者試験 / MOS(Microsoft Office Specialist) /
Webクリエイター能力認定試験 / LPIC(Linux Professional Institute Certification) / CCNA(Cisco Certified Network Associate)

※資格取得には所定の単位取得が必要です。(取得を支援している資格は除く)

就職

卒業生はIT関連企業を中心に全国で活躍しています。

就職率 100%
(2017年3月卒業者実績)

  • 全卒業者…………………94
  • 就職希望者…………………88
  • 就職者…………………87
  • 大学院進学者数…………………5
【就職状況】
情報処理40.2%、情報・技術サービス業18.4%、卸・小売業10.3%、建設業10.3%、サービス業8.0%、製造業6.9%、運輸業2.3%、教育・学習支援行1.1%、金融業1.1%、通信業1.1%

就職先一覧 一部抜粋

ゼンリン/九州旅客鉄道(JR九州)/西日本旅客鉄道(JR西日本)/九電工/西部電気工業/富士ソフト/サンレイズ/テクノスクエア/ミライト/リコージャパン/協和エクシオ/綜合警備保障/日本電設工業/NSD/アルファシステムズ/コア九州カンパニー/セントラル情報センター 他

内定者メッセージ

自分の好きなことに集中し、
強みを伸ばすことができました。

江渕 健人 さん

情報工学部 情報システム工学科 4年 (福岡県 久留米高校)
内定先:株式会社九電工

進化を続ける情報端末に未来を感じ入学しました。研究では、モーションセンサを利用した縄跳びの動作解析を行っています。入学当初は人前で話をするのが苦手でしたが、「テクニカルライティング」や「アカデミックプレゼンテーション」といった発表のある授業のおかげで慣れ、面接の際にも緊張することなく考えを伝えられたと思います。

一番好きだった授業を活かせる企業へ。
学んだことがまっすぐ仕事へ繋がります。

森山 貴規 さん

情報工学部 情報システム工学科 4年 (福岡県 若松高校)
内定先:株式会社コア九州カンパニー

多くの知識を身につけましたが、それだけでは就職できないのが現実。履歴書の添削や面接の指導を受けに頻繁に就職課へ足を運ぶようになり、人見知りだった僕が、人と話すことが楽しいと思えるようになりました。内定先は、一番好きだった授業内容をしっかりと活かせる企業です。学んだことが直接仕事に繋がるのは、福工大だからこそですね。

教員メッセージ

これからの社会をロボットで支える。

情報システム工学科 学科長 徳安 達士 教授

今後の少子高齢化社会では「ロボット(ICT融合型機器)が暮らしに調和する社会」を創る技術者は、より重要な人材となります。情報システム工学科では、これに関連する3つの専門領域「情報技術」「ロボット制御」「生体システム」を修得できます。知識と技術を活かせる人間力の成長を重視し、幅広い進路の選択が可能な教育を行っています。自ら学び自己研鑽できる環境を用意して、志のある学生の皆さんをお待ちしています。

※学生の学年表記は取材時のものです。
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